るみぶろ Rumilie-Blog

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夏色ハイスクル★青春白書のOPEDが良かった話

こんにちは。先日「夏色ハイスク★青春白書」の話をしましたが、このゲームには恋愛ADVの例に漏れず三日月めぐ(CV:)と島袋珠希(CV:洲崎綾)が歌うOPとEDがあるんですよね。
その曲が予想以上に良曲で(特にED)ハマってしまい、どうにかしていたのかCDを購入してしまったので少しだけその話をしようと思います。クソゲー良曲の法則ですね。

 

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夏色バタフライ★

OPです。オケは超オーソドックスな「Theアイドル・アニメソング」な楽器構成に曲構成です。
サビがガッツリ王道カノン進行だったり、2サビ後にギターソロが来たり、バンドサウンド主体に随所にシンセ音色が散りばめられていたりしています。
ただ僕的にその他のいろんな同系曲と比べて好きな点がいくつかあって、例えば「ベースラインがエモい」「打ち込み音源のカッチリ感が逆にエモい」「サビの裏の女声コーラスが哀愁漂っててエモい」とかいろいろありますが、何より一番気に入ったのが「歌詞の適当さ」です。

筆者は恋愛ADV系ゲームはあまりプレイしない方ですが、例えばネタ系ギャグ系のギャルゲは「考えられたおふざけ」な歌詞だったりしますが、このゲームは歌詞がに割と適当な部分が目立ちます。

一部歌詞を引用します。

 

1番Bメロ「すべてはあなたの気分で自転車 海へ ふいに 釣りとかしちゃうの」

 

1番サビ「要するになんでもできるから あんな願いやこんな願い  努力次第で不自然な角度も許せる」

 

2番サビ「努力してもね不自然だよ匍匐前進とか」

 

大サビ「要するになんでも出来すぎて誘惑だらけのアイランド 努力次第で不自然な角度さえ許せる 夏色バタフライ 本気で恋するかもしれない 逃げちゃうかもしれない 恋したかもしれない」

 

「ここ割と適当じゃない?」と思った部分を取り上げてみました。「要するになんでもできるから」の部分は初見(初聴?)時フフッってなりましたね。でもなんだろう、嫌いじゃないんですよね・・・

最後の「恋したかもしれない」のエモさったらないですよね。(正直これが書きたかったから記事を書いた)

恋愛ゲームなので様々なルート、EDがある訳じゃないですか。
この歌詞は、例えば「A子ルートでクリアした世界線のB子のルート」なんですよね、きっと。それってすごく切なくないですか?
夏色ハイスクルをプレイした人向けの感想になりますが、「島袋珠希」ちゃんいるじゃないですか。最初主人公のことをめちゃくちゃに嫌ってたけどルートに入ると恐ろしいくらいの甘デレを見せてくれる女の子。この子のルートをクリアしてからほかの子を攻略すると当然なんですがこの子との仲は(多少改善するものの)悪いまま終わっちゃうんですよね。すごく切なくないですか?
この曲を聴くたびにそんなことをふと思い出して寂しくなってしまいます。

いろいろ総合してすごく良い曲です。

 

記憶の中リグレット

ED曲です。本当にすばらしい曲です。初見EDが蘭子ルートで、ストーリーと相まって赤子のように泣いたから、というのもありますが(誇張)、本当に良い曲です。
OPもそうなんですが、ちょっとチープめな雰囲気が好きなんですよね。よく聴いたらめっちゃFunk guitaristとAddictive Drumsが主張してます。歌詞はED後のヒロイン視点。正直ここらへんはゲームをプレイしていないといまいち共感できないかもしれませんが、サビの合の手のバックボーカルやベースラインがすごく切ないんですよね。

 

2曲に共通するのは、どんなゲームにも共通することですがやっぱり「ゲームを一通りやらないと真の良さは分からない」所ですよね。例えばですが、みんなで選ぶゲーム音楽ランキングなんかも、色々聴いたり調べたりしていると「この曲を初めて聴いたのがゲームプレイ中じゃないなんてもったいないなあ」だったり「あっめっちゃいい曲…プレイしながら出会ってみたかったなあ」だったり考えてしまうんですよね。

ゲーム音楽っていいですね。(まとめ)

  

 

ちなみにですが、こないだヒカルルートをプレイしたので、ナオミルートもやる機会があれば合わせて「夏色ハイスクル★青春白書は本当にクソゲーなのか? その3」を近い内に書くと思います。多分。多分。(2回言った)